漫谷について
ひとつの台所から、この街の朝食へ
漫谷は武定路の古い家の家庭用オーブンから始まりました。広告会社に 8 年勤めた林川が、週末に焼いてご近所に配っていたところ、『今日はある?』と扉を叩かれるようになりました。
2021 年の冬、同じ建物の 1 階に店を開きました。大きな看板はなく、手描きの木の板と、毎朝 8 時の焼き上げ時刻だけ。
今は 6 人と 3 台のオーブン、そして『モルト』という看板猫がいます。それでもその日に売り切れる分だけを焼くこと。それがこの街との約束です。
“パンは嘘をつきません。かけた忍耐の分だけ、口当たりはやわらかくなる。”

午後の店内。木の棚で冷ますサワードウ。

工房ノート
一窯のパンに、十二時間
工房は店の奥、一枚のガラス越しにあります。パンの香りが届くころ、私たちはおそらく生地を分割しています。
- 01酵母を育てる
毎日同じ時刻に粉と水を与えます。残しているスターターはもう 6 年ものです。
- 02低温で長く
成形後は 4℃ で一晩。酵母の量ではなく、時間で旨みを重ねます。
- 03石窯と蒸気
蒸気のある高温の窯へ。最初の 10 分でクラストが決まり、ゆっくり色づきます。
漫谷について
- 2019
自宅で最初のサワードウ。上の階の隣人へ。
- 2021
武定路の店舗がオープン。パンは 4 種類だけ。
- 2023
季節のタルトとシェアボックスを始める。
- 2026
水曜のコミュニティ製パン教室を準備中。